母乳を増やすには、産後1時間以内からの、赤ちゃんの要求に合わせた頻回な授乳(1日8回以上)をすることが大切と言われています。
赤ちゃんが乳首を吸うことで母乳を出すホルモンが分泌されますが、吸わないとホルモンの量がどんどん下がっていきます。
ホルモンの量がすっかり減ってしまってからでは難しい場合がありますので、退院してすぐにご連絡いただけるとよろしいかと思います。
おっぱいマッサージはどんなことをしてもらえるのですか?
母乳を増やしたいときは蒸しタオルで温めてマッサージをします。
おっぱいの一部分が張って痛みがある、熱を持っている、赤くなっているなどの場合は、母乳の出口を開通させて溜まっている母乳をやさしく搾り出します。
乳首に傷があったり、白い点ができた場合はお子様の飲み方を見せていただいたり、乳首や乳輪を柔らかくするようなマッサージを行い、母乳の通りをよくして飲みやすくします。
断乳・卒乳の時は、おっぱいの状態に合わせて搾乳をします。
様々な状態によっておっぱいケアの方法が変わってきますので、都度ご説明させていただきます。